Boston Whalerの最初のボートは1958年Masachusetts州
Braintreeにて作られました。
創始者であるRichard T. Fisherが“Fisher-Pierce Company”と
いう会社を設立し、後に
会社名を“Boston Whaler”に

変更しました。

Fisherは、沈まないボートを作る為にUnibondと呼ばれる
革新的な製造工法を開発しました。
今日でも採用されているこの技術は、2枚のファイバーグラス製
外板の間に液状の発泡体を流し込んだもので船体を作る
ことから始まりました。
発泡体は膨張して固まることにより、ファイバーグラスと融合して
分離不可能な1つのユニットが出来上がります。
閉鎖された空間で膨張する為、発泡体の濃度は非常に高くなり、
強固な船体と卓越した浮力を産み出すことが可能となりました。
実際、Boston Whalerのボートの中には、米国沿岸警備隊
要求値の250%もの浮力を備えたボートがあります。


Boston Whalerが国内で一躍脚光を浴びることとなったのは、
1961年5月19日、Life誌に1枚の写真が掲載された時でした。
Fisherが半分に切断されたボートに乗っている写真です。
続いて、半分に切断されたボートを平然と乗り回すFisherの
写真が掲載されました。
このようにして、Boston Whaler社の“不沈伝説(Unsinkable
Legend)”が誕生しました。

不沈であるということに加え、Fisherが独自に開発した船体
デザインは船の安定性を著しく高めました。
その安定性は、13フィートボートの船べりに人が腰掛けても、
その体重を支えることができるほどのレベルです。
こうして、不沈性と安定性はBoston Whalerの代名詞となりました。
また、1961年にもFisherの率いるチームはボート産業に新たな
革新を起こしました。センターコンソールのデザインです。
従来、操舵装置はスターボード(右舷)側にありましたが、
それを船の中央部に移動することにより、操舵性が向上し、
竜骨が均一になりました。
センターコンソールボートは従来のボートより、広々としており、
より多様な用途に使用できるようになりました。
この時点以降、Whaler社の事業規模は8500万ドルに達しました。
Whaler社は1983年より、軍事用、警察用、災害救助用と
業務用のボートの製造を始めました。
Whaler社が主張する不沈性と頑強さを確かめる為に、
米国海兵隊は、50口径銃で7.62mmの弾丸を22フィートの
船体に約1000発ほど発砲しましたが、
激しい弾痕が残った以外は、無傷に見えるような状態で
船体は浮いたままでした。

今日、Whaler社は品質の高さ、不沈能力、 そしてその
革新性から、 好評を呈しています。
Florida州Edgewaterに本社を置き、販売業者・代理店は
世界中に広がっています。

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