水道水に含まれる塩素を除去し、飼育水として使用できるようにするフィルターです。脱塩素剤のような薬品は不要で、活性炭より長寿命なイオン交換樹脂を使用しています。
特長
特長1薬剤いらず
脱塩素装置M-CL8は、水道水を飼育水として使用する場合に、脱塩素剤(ハイポ:チオ硫酸ナトリウム)を用いずに残留塩素を取り除くことが可能です。樹脂1リットルで水道水100トンの処理能力がある両性イオン交換樹脂を吸着材としている為、活性炭を使用した浄水機に比べて脱塩素効率が良く、効果もより長期間持続します。
特長2水道水に直結
配管は付属のホース接続口、または塩ビ配管接続口どちらかを繋ぐだけです。水道の圧力でイオン交換膜を通過し、塩素除去された水が吐出口から排出されます。
仕様
樹脂容量[L] | 塩素処理能力[L/min] | 最大通水量[L/min] | 積算処理水量[t] |
---|---|---|---|
5 | 15 | 20 | 1000 |
寸法
A | B | φC | d | L |
---|---|---|---|---|
240 | 240 | 140 | RP1/2 | 400 |
使用に関する注意点
- 能力は水道水の軟水を対象としたものです。硬水の場合は脱塩素能力が著しく低下し、使用寿命も大幅に短くなりますので、予めご了承下さい(能力や使用時間は諸条件により異なります)。
- 通水量の調節は、必ず脱塩素器へ入水する前に行って下さい。装置は耐圧構造になっておりませんので、吐出側でバルブ等を取付けて通水量を調節すると、脱塩素器に水圧がかかり、破損の原因となります。また、寒冷地では使用後必ず内部の水を抜いてください。凍結により破損します。
- 屋外での設置はお止め下さい。紫外線で容器が劣化し、破損の原因となります。室内に設置するか、やむなく屋外で使用される場合はカバーを掛けられるか、御使用後に室内で保管して下さい。
- 通水する用水に固形物が混入すると、詰まってしまい使用出来なくなるばかりでなく 破損の原因となりますので御注意下さい。また、鉄分、マンガン等が多く含まれている用水を通水すると、内部のイオン交換樹脂に固着し、通水量の減少、容器の破損に繋がる恐れがあります。
- 接続には、付属のホース接続口か塩ビ配管接続口のどちらかを用途に合わせて御使用下さい。
- 能力は付属の塩素測定試薬を使用して確認して下さい(但し、使用期限は 1 年間です)。
- 樹脂の交換は下記の手順で行って下さい。
(1)容器をひっくり返してボルトを外す。
(2)下部の板とパッキンを取り外して古い樹脂を取り出す。
(3)容器の中を清水で洗浄する。
(4)新しい樹脂を入れ、ボルトを締める。この際樹脂や汚れがパッキン部に付かない様に十分注意して下さい。水漏れの原因となります。 - 交換用樹脂、パッキン、接続口、塩素測定試薬など、交換等が必要な場合は弊社へお問合せ下さい。販せて頂きます。
- 廃棄の際は各自治体の指示に従って下さい(本体・製接続口:塩ビ製、ホース口:真鍮製、ボルト等:ステンレス製、両性イオン交換樹脂)
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