油圧シリンダーは、一方向のストロークを通じて一方向の力を与えるために使用される機械的アクチュエータです。特に建設機械、製造機械、土木工学で多くの用途があります。
タイロッド式シリンダ Fシリーズ 7・14MPa
摺動部にはメッキ加工、青銅系鋳物を使用してロッドの傷付を防止。
クッションにはテーパー形クッションを取り入れ、サージ圧力を減少。
スイッチ付仕様には防塵性、耐侵性に優れたIP67の小型磁気近接形スイッチを使用。
仕様
| シリーズ名 | F | ||
|---|---|---|---|
| 呼び圧力 注1) | 7MPa：FS 14MPa：FF | ||
| 機種 | 標準：FS、FF | 長尺：FL | スイッチ付仕様： FSR、 FFR |
| 内径 | φ32・φ40・φ50・φ63・φ80・φ100・φ125・φ140・φ150・φ160・φ180・φ200・φ224・φ250 | φ63・φ80・φ100・φ125・φ140・φ150・φ160・φ180 | φ32・φ40・φ50・φ63・φ80・φ100・φ125・φ140 |
| 最高許容圧力 注2) | 7MPa へッド側：8.8MPa ロッド側：A列14.7MPa、B列12.7MPa、C列10.8MPa 14MPa へッド側：17.7MPa ロッド側：A列17.7MPa、B列17.7MPa、C列13.7MPa | ||
| 試験耐圧力 | FS：10.5MPa FF・FL：21MPa | ||
| 最低作動圧力 注3) | FS：0.29MPa以下 FF・FL：0.56MPa以下 | ||
| ロッド先端ねじ | JIS6g/6H | ||
| 使用温度範囲 注4) | 標準仕様：-10℃～＋80℃ 高温仕様：-10℃～＋120℃ | 標準仕様：-10℃～＋60℃ 高温仕様：-10℃～＋100℃ | |
| 適用作動油 | 一般鉱物性作動油 （上記以外の作動油をご使用の場合は、パッキン表をご参照のうえ銘柄を必ずご連絡ください。〕 | ||
| 適用規格 | 旧 JISB8354に準拠 | ||
注1) 呼び圧力とは、呼称の便宜を図るためにシリンダに与える圧力です。定められた条件の下で性能を保証する使用圧力（定格圧力）と必ずしも一致しません。
注2) 最高許容圧力とは、シリンダ内部に発生する圧力の許容できる最高値（サージ圧力など）です。
注3) 最低作動圧力は、ヘッド側から圧力を供給した時の値です。
注4) スイッチ付仕様はスイッチ本体の温度制限を、60℃以下にしてください。
（ 60℃を超える時は特殊高温（T5※/ランプなし）スイッチを選定してください。また、シリンダ本体のパッキン材質も考慮ください。）
使用速度範囲
| 内径 | 使用速度範囲 |
|---|---|
| φ32～φ63 | 8～400mm/s |
| φ80～φ125 | 8～300mm/s |
| φ140～φ250 | 8～200mm/s |
注1）負荷の慣性によりシリンダ室内に発生する圧力は、最高許容圧力以下としてください。
注2）最低シリンダ速度は、クッションストローク中を除きます。
最大ストローク
| 内径 | 最大ストロ一ク |
|---|---|
| φ32 | 1,200mm |
| φ40・φ50 | 1,500mm |
| φ63・φ80 | 1,600mm |
| φ100～φ250 | 2,000mm |
注1) 標準品として製作できる最大ストロークです。
注2）ロツドの座屈は別途考慮してください。
注3）上表以上のストロークはご相談ください。
注4）尚、長尺油圧シリンダ（チューブフランジ式）FLシリーズ（φ63～φ180、ストローク最大3,000mm迄）につきましては参考資料P101をご参照ください。但し、リードスイッチは対応できません。
概略型式
※TC取付：センタートラニオン
| 内径 | 標準 FS：7MPa | 標準 FF：14MPa |
|---|---|---|
| φ32 | FS-SA1TC32BB※※※※ | FF-SA1TC32BB※※※※ |
| φ40 | FS-SA1TC40BB※※※※ | FF-SA1TC40BB※※※※ |
| φ50 | FS-SA1TC50BB※※※※ | FF-SA1TC50BB※※※※ |
| φ63 | FS-SA1TC63BB※※※※ | FF-SA1TC63BB※※※※ |
| φ80 | FS-SA1TC80BB※※※※ | FF-SA1TC80BB※※※※ |
| φ100 | FS-SA1TC100BB※※※※ | FF-SA1TC100BB※※※※ |
| φ125 | FS-SA1TC125BB※※※※ | FF-SA1TC125BB※※※※ |
| φ140 | FS-SA1TC140BB※※※※ | FF-SA1TC140BB※※※※ |
| Φ150 | FS-SA1TC150BB※※※※ | FF-SA1TC150BB※※※※ |
| φ160 | FS-SA1TC160BB※※※※ | FF-SA1TC160BB※※※※ |
| φ180 | FS-SA1TC180BB※※※※ | FF-SA1TC180BB※※※※ |
| φ200 | FS-SA1TC200BB※※※※ | FF-SA1TC200BB※※※※ |
| φ224 | FS-SA1TC224BB※※※※ | FF-SA1TC224BB※※※※ |
| φ250 | FS-SA1TC250BB※※※※ | FF-SA1TC250BB※※※※ |
タイロッド式シリンダ Kシリーズ 3.5MPa
Fシリーズ同様、摺動部にはメッキ加工や青銅系鋳物を使用してロッドの傷付を防止。
pistonにはウェアリングを採用し、焼付を防止。
スイッチ付仕様には防塵性、耐侵性に優れたIP67の小型磁気近接形スイッチを使用。
また、チューブにはアルミニウムを使用し、軽量化を実現。
仕様
| シリーズ名 | K | |
|---|---|---|
| 呼び圧力 注1) | 3.5MPa | |
| 機種 | 標準：K | スイッチ付仕様：KR |
| 内径 | φ32・φ40・φ50・φ63・φ80・φ100・φ125・φ160 | φ32・φ40・φ50・φ63・φ80・φ100・φ125（特殊寸法） |
| 最高許容圧力 注2) | 4.5MPa | |
| 試験耐圧力 | 5MPa | |
| 最低作動圧力 注3) | 0.14MPa以下 | |
| ロッド先端ねじ | JIS 6g/6H | |
| 使用温度範囲 注4) | -10℃～+80℃ | -10℃～+60℃ |
| 適用作動油 | 一般鉱物性作動油 （上記以外の作動油をご使用の場合は、パッキン表をこ参照のうえ銘柄を必ずご連絡ください。） | |
| 適用規格 | 旧JIS B8354に準拠 | |
注1） 呼び圧力とは、呼称の便宜を図るためにシリンダに与える圧力です。定められた条件の下で性能を保証する使用圧力（定格圧力）と必ずしも一致しません。
注2） 最高許容圧力とは、シリンダ内部に発生する圧力の許容できる最高値（サージ圧力など）です。
注3） 最低作動圧力は、ヘッド側から圧力を供給した時の値です。
注4）スイッチ付仕様はスイッチ本体の温度制限を、60℃以下にしてください。（60℃を越える場合は特殊高温用スイッチを選定してください。）
使用速度範囲
| 内径 | 使用速度範囲 |
|---|---|
| φ32～φ160 | 8～300/s |
注1）負荷の慣性によりシリンダ室内に発生する圧力は、最高許容圧力以下としてください。
注2）最低シリンダ速度は、クッションストローク中を除きます。
最大ストローク
| 内径 | 最大ストロ一ク |
|---|---|
| φ32・φ40 | 1,000 |
| φ50・φ63 | 1,200 |
| φ80・φ100 | 1,800 |
| φ125～φ160 | 1,600 |
注1） 標準品として製作できる最大ストロークです。
注2） ロッドの座屈は別途考慮してください。
注3） 上表以上のストロークはご相談ください。
概略型式
※TC取付：センタートラニオン / CA取付：1山クレビス
| 内径 | 標準 K：3.5MPa TC取付 | 標準 K：3.5MPa CA取付 |
|---|---|---|
| φ32 | K-SA1TC32SB※※※※ | K-SA1CA32SB※※※※ |
| φ40 | K-SA1TC40SB※※※※ | K-SA1CA40SB※※※※ |
| φ50 | K-SA1TC50SB※※※※ | K-SA1CA50SB※※※※ |
| φ63 | K-SA1TC63SB※※※※ | K-SA1CA63SB※※※※ |
| φ80 | K-SA1TC80SB※※※※ | K-SA1CA80SB※※※※ |
| φ100 | K-SA1TC100SB※※※※ | K-SA1CA100SB※※※※ |
| φ125 | K-SA1TC125SB※※※※ | K-SA1CA125SB※※※※ |
| φ160 | K-SA1TC160SB※※※※ | K-SA1CA160SB※※※※ |
タイロッド式シリンダ Tシリーズ 21MPa
Fシリーズ同様、摺動部にはメッキ加工や青銅系鋳物を使用してロッドの傷付を防止。
pistonにはウェアリングを採用し、焼付を防止。
スイッチ付仕様には防塵性、耐侵性に優れたIP67の小型磁気近接形スイッチを使用。
仕様
| シリ一ズ名 | T | TR |
|---|---|---|
| 呼び圧力 注1) | 21MPa | |
| 機種 | 標準仕様：T | スイッチ付仕様：TR |
| 内径 注2) | φ40・φ50・φ63・φ80・φ100・φ125・φ140・φ160・φ180・φ200・φ224・φ250 | φ40・φ50・φ63・φ80 |
| 最高許容圧力 注3) | へッド側：26.5MPa ロッド側：A列 26.5MPa、B列 24.5MPa | |
| 試験耐圧力 | 31.5MPa | |
| 最低作動圧力 注4) | 0.84MPa以下 | |
| ロッド先端ねじ | JIS 6g/6H | |
| 使用温度範囲 注5) | 標準仕様：-10℃～+80℃ 高温仕様：-10℃～＋120℃ | 標準仕様：-10℃～+60℃ 高温仕様：-10℃～＋100℃（特殊） |
| 適用作動油 | 一般鉱物性作動油 （上記以外の作動油をご使用の場合は、パッキン表をご参照のうえ銘柄を必ずご連絡ください。） | |
| 適用規格 | 旧JIS B8354に準拠 | |
注1) 呼び圧力とは、呼称の便宜を図るためにシリンダに与える圧力です。定められた条件の下で性能を保証する使用圧力（定格圧力）と必ずしも一致しません。
注2) 標準仕様の内径φ180～φ250は特殊対応となります。
注3) 最高許容圧カとは、シリンダ内部に発生する圧力の許容できる最高値（サージ圧力など）です。
注4）最低作動圧カは、ヘッド側から圧力を供給した時の値です。
注5) スイッチ本体の温度制限を．60℃以下にしてください。
（60℃を超える時は特殊高温（T5※/ランブなし）スイッチを選定してください。また、シリンダ本体のパッキン材質もご考慮ください。）
使用速度範囲
| 内径 | 使用速度範囲 |
|---|---|
| φ40～φ63 | 8～400/s |
| φ80～φ125 | 8～300/s |
| φ140～φ250 | 8～200/s |
注）負荷の慣性によりシリンダ室内に発生する圧力は、最高許容圧力以下としてください。
最大ストローク
| 内径 | 最大スト口一ク |
|---|---|
| φ40・φ50 | 1,500 |
| φ63・φ80 | 1,600 |
| φ100～φ160 | 2,000 |
| φ180～φ250 | 1,500 |
注1） 標準品として製作できる最大ストロークです。
注2）ロッドの座屈は別途考慮してください。
注3）上表以上のストロークはご相談ください。
注4）長尺油圧シリンダの選定に際しては、参考資料のカバー固定方式P399をご参考にしてください。
概略型式
※TC取付：センタートラニオン / CA取付：1山クレビス
| 内径 | 標準 T：21MPa TC取付 | 標準 T：21MPa CA取付 |
|---|---|---|
| φ40 | T-SA2TC40BB※※※※ | T-SA2CA40BB※※※※ |
| φ50 | T-SA2TC50BB※※※※ | T-SA2CA50BB※※※※ |
| φ63 | T-SA2TC63BB※※※※ | T-SA2CA63BB※※※※ |
| φ80 | T-SA2TC80BB※※※※ | T-SA2CA80BB※※※※ |
| φ100 | T-SA2TC100BB※※※※ | T-SA2CA100BB※※※※ |
| φ125 | T-SA2TC125BB※※※※ | T-SA2CA125BB※※※※ |
| φ140 | T-SA2TC140BB※※※※ | T-SA2CA140BB※※※※ |
| φ160 | T-SA2TC160BB※※※※ | T-SA2CA160BB※※※※ |
| φ180 | T-SA1TC180BB※※※※ | T-SA1CA180BB※※※※ |
| φ200 | T-SA1TC200BB※※※※ | T-SA1CA200BB※※※※ |
| φ224 | T-SA1TC224BB※※※※ | T-SA1CA224BB※※※※ |
| φ250 | T-SA1TC250BB※※※※ | T-SA1CA250BB※※※※ |
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