プレジャーボートの購入・維持費
これからプレジャーボートを購入したい、或いは購入を検討している人には維持費が、どれぐらい掛るかは頭に入れておきたいものです。 今回はプレジャーボートを購入・維持する際に必要な費用について、解説いたします。
プレジャーボートについては、こちらの記事で詳しく解説しています。概要
プレジャーボートをお楽しみいただくためには、主に以下の費用が必要です。
- 小型船舶操縦免許の取得費用
- ボート購入費等の初期費用
- ボート保管等の維持費
- 船体、エンジンのメンテナンス費用
- 燃料代
小型船舶操縦免許
プレジャーボートをお楽しみいただくためには、小型船舶操縦免許が必要です。
小型船舶操縦免許の種類
主な違いは、操縦可能な海域です。
沖まで本格的に楽しみたい方は1級小型船舶操縦士の免許、近海で気軽に楽しみたい方は2級小型船舶操縦士の免許取得をお勧めいたします。
操縦できる海域 | |
---|---|
1級小型船舶操縦士 | 制限なし |
2級小型船舶操縦士 | 湖や川、湾などの陸岸にほぼ囲まれた水域や、 海岸から5海里(約9キロメートル)までの海域。 |
小型船舶操縦免許の取得費用
小型船舶操縦免許は、約10~13万円です。
※販売店、マリーナによって異なります。
初期費用
ボート本体費用
ボート本体価格はメーカーによって異なりますが約400万円~です。高価なものですと、1億円オーバーのものもあります。 ※ボートサイズやモデルによって異なります。
艤装工事費用
ボート本体に、何か追加装備がある場合に、取付工事が必要です。 弊社で取り扱っているBoston Whalerは、エンジンブランクで発注し、国内メーカーの船外機を取り付けることもできます。 この場合、ボート本体費用とは別に、
- 船外機の費用
- 取付工事費用
輸入費用・マリーナまでの運搬費用
輸入ボートの場合は、輸入費用が必要です。 弊社で取り扱っているBoston Whalerは、アメリカ製のモーターボートです。
- アメリカ~日本の輸入費用・輸入通関費用
- マリーナまでの運搬費用
ボートの検査・登録費用
プレジャーボートがマリーナ、販売店まで届いたらまず、検査や登録が必要です。 こちらに約5万円必要です。
維持費
マリーナの維持費用(年間契約)
プレジャーボートは一般的にマリーナで保管します。 年間契約とされているマリーナが多く、約50万円~700万円程度必要です。 ※マリーナやボートのサイズによって異なります。
船体、エンジンのメンテナンス費用
船体やエンジンに掛かるメンテナンス費用、いわゆる「整備費用」の類になりますが、使用環境によって異なってきますが、 約20万円~程度必要です。
船体のメンテナンスについては、ボートメーカーによっても船体の製造方法は異なるため、メンテナンス方法も異なります。
メンテナンス費用は継続して必要なものですから、初期投資が多少高めでもメンテナンスフリーの頑強なボートを選ぶことをお勧めします。
BostonWhalerは、独自の製造方法を用いており、他のボートと比べてメンテナンスフリーです。
例えば、
- 特殊なはがれにくい塗装をしており、船体がいつまでもキレイ
- 硬質ステンレスを採用し、さびにくい
エンジンは一般的なオイル、ギアオイル、プラグ等の交換程度ですので、それほど高価にはなりません。 定期的なメンテナンスをお勧めします。
燃料代
燃料費はボートの使用用途、使用回数で異なりますが、約20万円~でしょうか。 ボートに搭載されているエンジンメーカーが公表している燃料消費量を参考にして計算してみてください。 市販の燃料代金に比べマリーナで給油する場合は、手数料が含まれますので割高です。
プレジャーボートの購入・維持費まとめ
プレジャーボートを楽しむための費用は、約500万円~ + 年間50万円~ です。(1例
船舶免許 取得費用 | 約10~13万円 | |
初期費用 | ・ボート本体費用 (+艤装工事費用) ・輸入費用・マリーナまでの運搬費用 ・ボートの検査・登録費用 | 約400万円~ |
維持費 | ・マリーナでの維持費用(年間契約) ・船体、エンジンのメンテナンス費用 ・ 燃料代 |
約50万円~ 約20万円~ 約20万円~ |
弊社 株式会社マツイはBoston Whalerの日本輸入総代理店です。 お気に入りのBoston Whalerで、とっておきのボートライフをお楽しみください。
監修者
西井 信敏
営業本部 営業副本部長
㈱マツイはアメリカからの輸入艇Boston Whalerの販売を開始し、33年になりますが、当初から販売担当の一員として、合計約350艇を日本国内に販売してきました。
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